2 ウィルスらしいメールが届いた!対処の方法を知りたい。
ステップ 1
Internet Explorer (Outlook Expressを含む) のバージョン確認
ステップ 2
Outlook Express 表示設定の変更
ステップ 3
ウィルス感染の疑わしいファイルの削除
ステップ 4
ウィルスに対する防御対策
手順
以下の手順 (1) (2)は、LANおよびインターネット接続に必要なケーブルを外した状態で行って下さい。
(1) ウィルス対策ソフトがない場合にはを購入します。価格は数千円程度。対策ソフトがプレインストールされている場合でも、初期設定をしないと無効になっている場合があります。プレインストールされている場合には、まず一度ウィルス対策ソフトを実行してみて下さい。ただし、プレインストールされているソフトのバージョンあるいはウィルスのデータベースが古い場合、そのままでは使っても意味がない場合も考えられます。特に2001年夏以前に発売された製品で、その後一度もアップデートをしていない(起動・更新させたことがない)場合には、最近のウィルスに対しては無防備です。その場合には、新しいパッケージを購入することも1つの方法です。ただし、1つのシステムに2つ以上のウィルス対策ソフトをインストールすると、予期せぬ不具合が発生する可能性があるので、新しいソフトを購入したら、以前のものはアンインストールして下さい。(「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から、該当するソフトを選択します。)
(2) ウィルス対策ソフトで、システムの完全スキャンを実行します。ソフトが認識しているウィルスなら、ここで検知・駆除できる可能性があります。このためにも、なるべく新しいバージョンのパッケージを購入することが望ましいのです。しかしながら、新種のウィルスに対しては効果がないので、この時点で検出されなかったからといって安全とは限りません。インターネットに接続しない状態でできるのはここまでです。
ここまでの(ステップ1〜4の)手順をすべて行っても、ウィルスが検出されなかったか、検出後駆除された場合は、(ここで初めて)インターネット接続に必要なケーブルを接続して下さい。
(3) インターネットに接続できる状態で、ウィルス対策ソフトのデータベースを更新します。(アップデート)最新のパターンに更新されたら、すぐに接続を切り、ネットワーク関係のケーブルをすべて外した上で、再度システムの完全スキャンを実行します。最新のウィルスに感染した場合には、ここで検知されます。
(4) すべての手順を終えた段階でウィルスが検出されなければ、一応の対処は終わりです。しかしその後も常時ウィルス対策ソフトでシステムを保護し、定期的にウィルス情報を最新のパターンに更新すること、週に一度は完全スキャンを実行することをおすすめします。また、Internet
Explorerのバージョンも日々更新されているので、「重要な更新」は定期的にチェックして、必ず実行するようにして下さい。